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香川県の北部直島と言うところに行ってきました。朝の5時半に車で連れ去られ、ノンストップで車ごとフェリーへ。何の予備知識もなかった俺は、景色がきれいなとこなんだろう、というぐらいで、後にとんでもない衝撃を受ける事になろうとは、その時知る由もなかった。直島到着後、すぐさまチェックイン。観光案内所からマップを拝借、うどんを食いながら、「さあ、どこへ行きますか」。ベネッセハウス、地中美術館、家プロジェクト、シーサイドパーク...。どうやらこの島は...。食後、それほど迷う事もなく、車で家プロジェクトへ。急な坂を自転車でのぼる他の観光客を横目に、一言、「車できてよかったね...。」南寺到着。これがヤバかった...。これを一発目に体感したからこそ、これ以降の時間がとてつもなく神秘的で、刺激あるものになった。南寺の入り口にいた案内人の説明はこうだ。「一組6、7人で入っていただきます。中はまっくらな空間になっていますので、左手で壁を触りながら歩いてください。中にいる案内人が合図をしましたら、椅子に腰掛けてください。しばらくすると目が慣れて前方に光がみえてきます。光がみえましたらその光の方に進んでみてください。雰囲気がとても大事な作品ですので、私語はできるだけ控え、携帯の電源はお切りください。」 つまりは、「闇に身を投じ、その闇の中から感知できる限界ぎりぎりの光を見つけ出す。」ジェームズ・タレル恐るべし。漆黒の中、渦巻くさまざまな感情。そのうち、錯覚かと思えるような、かすかな光が確かに前方に...。手を伸ばし、じわりじわりとその光のほうへ。ようやく捕まえるその光...。それは..........................。この先は現地で体感するべし。このほかにも角屋、護王神社とまわってみたが、いずれも衝撃の一言。さらに予約をせんと入れん、内藤礼 氏による「直島・家プロジェクト」第3弾、築約200年の家屋を使った永久展示の作品の「きんざ」というのもあるらしい。
作品というものを通して作者とそうでない作者以外の人との共有。1対1のときもあれば、1対無限のときも。作者の意図になかったものをそれ以外の人が体感する。共有。作品の持つ力。それは一体なんなのか。

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