06 06

考えたあとの考える先を行く
対面する白の壁の対角線上
3冊の本と俺と
砂の上の城と
ガラスケースに入れられ
見るだけになってしまったもの
夜のあの人は
原色を飲み干し
さかさをさかさによんでみる
64のサンプルと
忘れてしまったことと
今はここにないことを
シャワーの一滴が髪先を撫でる前に
バケツにブチ込む
続きがあったとしたらな
旋律を奏でるピアノの指先
それは司令塔のパッド
あるいは尽き枯れ果てる喉の奥の底
龍の背中にまたがり
ひとりよがりの宇宙船を
なだね
燃料にビート
行き先は
変わらず変わり続けたあと

Copyright 2004-2008 SOUND EXPERIENCE RECORDINGS All Rights Reserved